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八木 波奈子のブログ

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2019年05月10日
JAGサロン会が「森のテラス」で開催

正木覚さんが名誉会長をつとめるJAGに、今度私も特別会員として仲間にしてもらいました。4月14日のサロン会は京王線仙川にある山田茂雄さんの「森のテラス」で、造園家中島健さんの業績をたどる会が行われました。山田さんのこの庭は、1997年のビズ・ガーデン大賞プロ部門のトップ賞に輝いたところ。お昼はテラスでお弁当。近くには武者小路実篤の家と庭もあり、楽しい見学もしました。その後は居酒屋で飲み会。充実した1日でした。皆さん、ありがとう。
 
 

造園家・高﨑康隆さんが本日の講師です。中島健さんのお弟子さんで、師匠が「日本庭園になぜ洋花を取り入れるようになったのか?」について話されました。

このデッキは和みの空間。芙美子さんが薪ストーブでお味噌汁を作ってくださっています。

ひっそりとこんな看板が。

庭の脇には、急坂があります。

優しい味、無添加のお弁当をみんなでいただく。

かなりの人数が座れました。桜の花びらが落ちて来ましたよ。

山田茂雄さんとお孫さん

武者小路実篤の庭です。

向こうに橋、その手前に山吹が咲いていました。

造園家・野沢清の仕事場(森のテラスにて)
仙川の森のテラスには、故野沢清(造園家)さんの仕事場、園学ギャラリーが再現されています。ハガキ大の木版画も展示されていて、ほっこりとした季節感のつたわる詩がまた、とてもいいのです。庭を作る人が、こんな風に春を捉えているのね、と時間を忘れて繰り返し読んでいました。(許可を得て掲載しました。転載不可です。)
外のテラスでは山田茂雄さんの息子さんのお嫁さん、芙美子さんが四人目のお子さんを抱いていました。版画の世界と重なります。
 
 

JAGのメンバーが、野沢さんの図面やスケッチ、資料を見せていただいているところ。

仕事場が再現されています。野沢さんは中島健さんのお弟子さんでした。

木版画と、版木が飾られています。

芙美子さんはデッキの薪ストーブでお味噌汁を作っています。

赤ちゃんはずっとスヤスヤ眠っていました。穏やかな空気の中で。



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執筆者プロフィール

ガーデニング誌『BISES』の元編集長。創刊から休刊までの146冊、25年間務めました。1997年流行語大賞トップ10に選ばれた「ガーデニング」は、私が全国に広めた言葉です。これはGARDENINGをカタカナにしたもので、造語ではありません。今では日本語として立派に定着しましたね。