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2015年07月16日
BISES No.97(盛夏号)発売!  編集長による今号の見所解説

大人の夏休み号と言ったほうがピッタリかな? 7月16日発売のBISESは、フレッシュな特集がいくつも組まれた元気な1冊になりました。

<ハーブでカクテル>
近頃、ハーブの香りに癒されているあなたには、「熱帯夜をクールダウン、庭のハーブでガーデン・カクテル」がおすすめ。編集部には、馴染みのバーにこの特集を持ち込んで、香草カクテルを作ってもらう!と張り切っているスタッフもいます。ガーデナーがシェーカーを振るおしゃれな話。

<海と空とガーデン>
BISESのロケ隊到着2日前に、台風で大切なニセアカシアの大木が1本折れてしまったとしょげ返った庭主さん。ところがそんな出来事がウソのような見事な写真が掲載されています。スッキリと晴れた青い海と空を背景に「海辺に生まれたもてなしの庭」は、実に新鮮です。海岸ぎわに作られたガーデンは、潮をかぶろうが、強風を受けようが、たくましく育っています。奇跡のようなこの風景は、かつて庭主さんが感動したオーストラリアのポートリンカーンという港町が出発点。“我が大分の町も”と壮大な夢の実現に歩み出したというわけ。必見です!

<ベランダ・ガーデニング>
「東京のマンションに住んでいる私もベランダで花を育てたーい」。この知人の言葉に強く反応した編集部員、ガーデニングの原点をおろそかにしてはならぬと、さっそくキリリと企画書をまとめ会議に提出! なんと、すんなり通って、大野八生さんの新連載として今号からスタートしました。タイトルは「幸せはベランダの花から」。大野さん、実はベランダガーデナーの体験も豊富だそうで、今後の展開にも期待大です。

<ガーデンセラピーと花色>
シリーズ7回目となる「ガーデンセラピー」は“庭の色彩と心身のヒミツ”です。ホワイトガーデンやレッド・ボーダーなどを例に、興味津々な医学博士のお話が展開されます。心理学と庭の花色がクロスする、新しい試みです。聞き手は造園家の阿部容子さん。



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執筆者プロフィール

ガーデニング誌『BISES』の元編集長。創刊から休刊までの146冊、25年間務めました。1997年流行語大賞トップ10に選ばれた「ガーデニング」は、私が全国に広めた言葉です。これはGARDENINGをカタカナにしたもので、造語ではありません。今では日本語として立派に定着しましたね。