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2016年01月16日
ビズ早春号は100号、特別記念号です!

一足早い春の訪れをたっぷり感じていただけるBISES記念号ができました。
登場する春の花々は愛らしく、『水仙のファンタスティック・サークル』、国営武蔵丘陵森林公園初公開の『秘蔵の椿園』、日本の小さな宝物『すみれ物語』、など見て満足、読んで納得の記事がたくさん掲載されています。花の世界を眺めていると、誰もが優しい気持ちになれますね。

100号の記念に選んだ巻頭特集は“これこそガーデンセラピーだ”と副題を付けたカナダのガーデン、「トロント・ミュージックガーデン」を取材しました。開園から15年経った今では、市民の生活の中心に存在する憩いの場所になっています。日本でも大変な人気を誇るチェロ奏者、ヨーヨー・マ氏が発案して完成を見た、世界でも例のないバックグラウンド・ストーリーを持つ庭です。

この「トロント・ミュージックガーデン」に続くガーデンセラピー特集は、“科学が証明する知られざる庭の効用”。連載特集が1年半を超えた第10回、ついに約30名のガーデナーの協力による実験結果が発表されます。同時に世界のガーデンセラピー研究の最前線レポートもまとめました。ガーデン世界の未来像がゆっくりとここに開かれてきました。必見です。

さて、オリンピックイヤーといえば、今年は、全国35もの観光ガーデンが協賛する第六回ビズ・ガーデン大賞が行われます。グランプリ受賞者はロンドン往復ペア航空券と宿泊6日がプレゼントされます。テーマは「幸せをはこぶ庭」。たくさんの皆様のご応募をお待ち致します。



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執筆者プロフィール

ガーデニング誌『BISES』の元編集長。創刊から休刊までの146冊、25年間務めました。1997年流行語大賞トップ10に選ばれた「ガーデニング」は、私が全国に広めた言葉です。これはGARDENINGをカタカナにしたもので、造語ではありません。今では日本語として立派に定着しましたね。