編集部ブログ
八木 波奈子のブログ
- 2014年09月16日
- ビズNo92秋号 今号の見所をお知らせします!
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やっとうれしい秋、大人の季節ですね。
「私は二つのことしか得意ではない。
それはガーデニングと絵だ」———モネ
BISES初公開のモネの庭の秋が、胸のすくようなグラビア印刷で再現されています。有名な睡蓮の池をフォーカスした特集は、水と光の創り出す静寂のアート。校正紙が出稿された時、編集スタッフが感嘆のため息をつきました。写真の力、印刷の力、そして何より印象派の巨匠・モネの庭への情熱が見るものを虜にします。
朝霧がブレンドした秋色のバラ園
バラと組み合わせた下草が、魅惑的な色彩効果をもたらす英国の庭。日本でも実現できる、テクニックを河合伸志さんが解説します。
好調に連載を続ける「庭と美」、今回は紅葉がテーマです。
日本の造園界、ランドスケープ界を代表する重鎮、涌井史郎さんの文章が、日本人の自然を愛でる感性のきめ細かさをひも解き、歴史の彼方に眠る偉大な才能を現代に甦らせます。「絢爛の表裏 末期の美を表す散り紅葉」、タイトルも涌井さん自身が書き起こされています。写真は宮澤正明さん。第62回伊勢神宮式年遷宮奉納写真家で、日本の原風景の撮影をライフワークにしています。
ガーデンセラピー、共感のお便り続々
前号から始まった大型シリーズ「ガーデンセラピー」は、おかげさまで皆様から力強いご支持をいただいています。草花の香りで心身ともに癒される実感をガーデナーの方々は体験的にご存知のことでしょう。このシリーズでは、医学博士が科学的に庭の効用を証明していきます。前回の「認知症に効くレモングラス」につづき、秋号では料理家で医学博士の服部幸應さんが「庭ごはんと幸せホルモンの分泌」を語っています。身近なガーデンが、健康を支える素晴らしい空間であることがよく理解できます。