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BISESとは

ビズの歴史 2001年





『スノードロップが大人気に』

春まだ浅いうちに純白の小さな花を咲かせるスノードロップは、まるで早春の妖精のようで、いま大人気です。そのきっかけをつくったのはBISES'01年春号の『スノードロップ』特集だったかもしれません。息をのむほど美しい写真があちこちで評判になりました。もちろん、私たちは別にブームを起こそうとして編集してるわけじゃないんですけど。 『完売しました』『迷っていませんか、あなたの薔薇づくり』という特集を掲載した'01年夏号は完売に近い売れ行きでした。特集執筆は無農薬のバラ栽培で知られる梶みゆきさん。病虫害対策や土づくりのことがよくわかり、バラ好きにとってはとてもうれしい特集でした。

『皇后美智子さまと愛しの花々』

'01年秋号も大反響を呼んだ1冊でした。表紙が皇后美智子さまのお写真。そして、特集が他誌ではとても真似のできない『皇后美智子さまと愛しの花々』だったからです。花の写真とともに紹介した美智子さまのお歌は、どれも心にしみるものばかり。人として自然であること、素朴であることをあらためて考え直す手がかりになりました。

『新しい幸福論』

'01年冬号の特集『ガーデニング100の質問状』。ガーデニングを困難な時代に希望を手探りする方法として捉えた新しい幸福論でした。そして、この号から大型新連載『チャールズ皇太子の庭から』が始まりました。自らガーデニングを楽しみ、無農薬有機農法によるファーミングをほぼ完璧な形で実践しているチャールズ皇太子。その高い理想に、多くの読者のみなさんからの共感が寄せられています。

BISESの歴史

1992年
『創刊』BISESは1992年5月、婦人生活社発行のインテリア誌『私の部屋』のリニューアル誌として創刊されました。誌名はBISESと書いて『私の部屋ビズ』と呼びました。 [ 続きを読む ]
1993年
モネの庭』創刊号から'92年冬号まで表紙はスペインの画家マネル・アノロの作品でした。しかし、'93年の早春号からは表紙がイギリスのガーデンフォトグラファー、アンドリュー・ローソンの写真に変わりました。 [ 続きを読む ]
1994年
『シシングハーストのホワイトガーデン』イギリスでもいちばん美しいといわれているシシングハースト・カースルの庭を大々的に紹介したのは'94年の早春号でした。もちろん、大好評でした。 [ 続きを読む ]

1995年
『チャールズ皇太子の庭』BISESの歴史の中でも記念碑的な1冊が'95年の早春号です。『チャールズ皇太子の庭』という大特集が皇太子ご自身の同意を得て、この号に掲載されました。 [ 続きを読む ]
1996年
『ヘッセを読もう』'96年盛夏号の『庭仕事は瞑想である ヘルマン・ヘッセ、もうひとつの顔』は、『庭仕事の愉しみ』(岡田朝雄訳)というヘッセのエッセイ集を出版しようとしていた草思社との同時進行企画でした。
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1997年
『BISESガーデン大賞』第1回BISESガーデン大賞の募集を発表したのは'96年冬号。それに対して、応募はなんと全国から988通。いずれも水準が高く、グランプリを選ぶのに苦労しました。 [ 続きを読む ]
1998年
『常寂光寺の紅葉』'97年11月、創刊以来、数々の傑作写真で私たちを興奮させてくれたアンドリュー・ローソンが初めて来日しました。「日本の庭を撮りたい」という彼を編集部は京都の常寂光寺に案内しました。 [ 続きを読む ]

1999年
『生まれ変わったBISES』新生BISESは、まず'99年5月に『緑と握手する家』という創刊準備号を発行。続いて7月には創刊号をナチュラリストの生活誌として発行しました。 [ 続きを読む ]
2000年
『タイム「マガジン大賞」受賞』'00年3月、BISESは予想もしていなかった賞をいただくことになりました。米タイム・グループのマガジン大賞写真部門で「とても美しい雑誌」として第3位に選出されたのです。 [ 続きを読む ]
2001年
『スノードロップが大人気に』春まだ浅いうちに純白の小さな花を咲かせるスノードロップは、まるで早春の妖精のようで、いま大人気です。 [ 続きを読む ]
2002年
『No.21冬号 BISESが伝えたかったことの集大成』連載「チャールズ皇太子の庭から」は読者の間に大きな反響を呼び起こした。 [ 続きを読む ]