BISESとは
ビズの歴史 1997年
『BISESガーデン大賞』
第1回BISESガーデン大賞の募集を発表したのは'96年冬号。それに対して、応募はなんと全国から988通。いずれも水準が高く、グランプリを選ぶのに苦労しました。『バッキンガム宮殿に走ったわ』
'97年春号の特集は『イエローブック物語』。この企画が英国NGSから持ち込まれたのは前の年の'96年でした。そこで編集部はこんな条件を出しました。「NGS総裁のエリザベス皇太后の写真を貸してくださるなら、特集します」。後にNGSのダフネ・フルシャム会長が編集部に打ち明けたところによると、「私、あなた方の条件を聞いて、すぐにバッキンガム宮殿に走ったわ。日本でも皇室の方のお写真を使うことはそう簡単なことじゃないでしょ? イギリスだって同じなのよ」。特集『イエローブック物語』の冒頭には、もちろん、穏やかに微笑むエリザベス皇太后の美しい写真が掲載されたのでした。『えっ、流行語大賞!?』
BISESが使い始めて日本中に広まった「ガーデニング」という言葉が、'97年12月、この年の流行語大賞に選ばれ、編集長の八木が授賞式に出席しました。でも、BISESが流行語大賞をもらうなんて、考えてみると、なんだか変。そこで、八木はこう挨拶しました。「流行という2文字ほど恐いものはないし、嫌いなものはありません!」BISESの歴史
- 1992年
- 『創刊』BISESは1992年5月、婦人生活社発行のインテリア誌『私の部屋』のリニューアル誌として創刊されました。誌名はBISESと書いて『私の部屋ビズ』と呼びました。 [ 続きを読む ]
- 1995年
- 『チャールズ皇太子の庭』BISESの歴史の中でも記念碑的な1冊が'95年の早春号です。『チャールズ皇太子の庭』という大特集が皇太子ご自身の同意を得て、この号に掲載されました。 [ 続きを読む ]
- 1996年
- 『ヘッセを読もう』'96年盛夏号の『庭仕事は瞑想である ヘルマン・ヘッセ、もうひとつの顔』は、『庭仕事の愉しみ』(岡田朝雄訳)というヘッセのエッセイ集を出版しようとしていた草思社との同時進行企画でした。
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- 1999年
- 『生まれ変わったBISES』新生BISESは、まず'99年5月に『緑と握手する家』という創刊準備号を発行。続いて7月には創刊号をナチュラリストの生活誌として発行しました。 [ 続きを読む ]