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2009年06月01日
聖教新聞にBISESが100号を迎えたとして紹介されました

素敵な、花と緑のある暮らし
100号を迎えた「BISES」


1992年5月に創刊した「BISES」は、多くの方々に支えられて、この夏号で通巻100号を迎えることができました。
日本の造園家がそれまで扱わなかった花々を紹介したわけですから、初めから歓迎されたわけではありません。注目され始めたのは、世界的に有名な英国の「シシング・ハースト・カースル」の中にある「ホワイトガーデン」を紹介した時からです。「シシング・ハースト・カースル」は、世界のガーデナーが「死ぬまでに、一度は行きたい」と言うほど素晴らしい庭なのです。
100号を作る中で、目を近づけて、腰をかがめて見なければ見えてこないような、山野草の持つ楚々とした美しさを愛する日本人の感受性に驚きました。
特に女性たちがすごいのです。色とりどりの小さな花の植え方がとても上手。植物に対する感情移入も深いのです。日本の庭園作りは、剪定一つ、岩を一つ置くにしても熟練されたプロの技が要求されます。それが草花だったら生活の延長線上でできるのです。
花の種を植えて、芽が出てくる。虫がついたら、それをとりながら育てていく。慈しみ育てることは生きている感動につながってくる。そういうことが女性の感覚にぴったりしているのではないかと思います。
「ガーデニング」という言葉は、97年に「新語流行語大賞」に選ばれましたが、ガーデニングは特別な知識がなくても飛び込める世界です。女性は、概して伝統に縛られずに革新的、改革的です。好奇心にもあふれている。海外旅行で見た素敵な庭、きれいな風景を自分の家の庭で作ってみたい――そういう気持ちが、現在、ガーデニングブームを支えているのだろうと思います。
人間には「自己表現したい」という本能があります。住む家を自分らしくデザインする。大地に絵を描くように、好きな花を取り合わせて自分の好きな風景の庭を作る。それを眺める喜びは格別です。
小さな庭でもマンションでも、好奇心とちょっとした工夫で「ガーデン」はできます。自分で育てた花々は、自分だけでなく、家族も、それを見る人すべてを和ませる力があるとも思うのです。
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