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“つくばの藤澤順一”と入力しただけでパッとナビが表示してくれるローズガーデンで、3.11ガーデンチャリティが行われました。「私は応援団だからね」うれしいお言葉！今年で6年目を迎えるこの庭も、実は地震でいくつもの彫像が倒れるという被害を受けました。それでも今シーズン、700種をこえるバラたちはたくましく咲き誇り、毎日400?500人ものバラ好きさんたちが訪れています。藤澤さんの庭はツアー会社がバスを仕立ててやってくるバラの名所に育っていたのです。
ここは2009年のBISES 60号に掲載され、バラ界にデビューしました。以来、着々とバラの品種を増やし、酵素堆肥などを活用しながら見事なローズガーデンとなりました。
奥様の広子さんは、チャリティのために毎朝5時に起きてその日のバラを摘み、10本でひと束のブーケを20束ほど作り続けました。「皆さん、遠くまで持ち帰るのに、水揚げが悪いとガッカリなさるからね」。だから、5時起きで準備したのだそうです。このブーケ、大変な人気で毎日、開園して1時間くらいで完売しました。誰だってガーデンローズを家に飾りたいですよね。買う人も、買っていただく人もハッピーなこのアイデア、胸にぐっときますね。
順一さんはバラの他に、クリスマスローズも育てています。今回のチャリティでは、たくさんのクリスマスローズの苗も販売しました。広い庭を散策し、オーナーさんと栽培アイデアなどで盛り上がり、そしてショッピング。庭好きにとって、とても良い時間が過ごせる場所ですね。
藤澤順一さん、広子さん、たくさんの支援金をありがとうございました。そしてご苦労様でした。