「3.11ガーデンチャリティ」活動のご報告
3.11ガーデンチャリティ活動報告
東日本大震災から10年
2011年3月11日の東日本大震災勃発から10年がたちます。
編集部では3月30日に「3.11ガーデンチャリティ」を設立し、全国のオープンガーデングループ約50団体に直接呼びかけて、支援金を募りました。設立者は内倉真裕美さん、辻本智子さん、そしてビズ編集長の八木波奈子。5月にはBISES誌上で全国の読者の皆様にもお知らせして、大々的なチャリティ活動へと広がりを見せ、支援金は3年で約1千万円になりました。その他、ガーデン資材の提供もたくさんありました。花緑に覆われた希望の大地を作ろうと、数多くのガーデンボランティアも集まってくれました。
BISES誌面には「希望の種をまこう」の言葉のもと、被災地に津波で失われた樹木を贈り、原風景を取り戻そうと、チャリティの目的を掲げました。花の力、緑の力でできる復興支援。当時、私たちの活動は、被災直後の荒れ果てた土地で、ガーデンや広大なメドウを作って、花の命を大地に吹き込むことでした。しかし、どの支援地もいずれ、かさ上げされ、巨大なコンクリートの防潮堤が建設されることを理解しての活動でした。被災された方々からの希望は、「美しかった故郷の平和な花風景を記憶にとどめたい」との希望に応えたものでした。
震災後10年のその日が近づくにつれ、日々テレビに映し出される石巻、陸前高田市の現在の映像には胸がつまります。広くむき出しの土地には、人の気配が少なく、”花緑に安らぐ原風景”とは程遠く…。再び、花や緑を育む人々の暮らしが戻る日が、遠からずやってくることを祈ります。
「3.11ガーデンチャリティ」のポスター。
デザイン:長友啓典(K2) 写真:Andrew Lawson
2011年5月頃の岩手県・陸前高田
同じ場所。陸前高田2500坪が8か月で大メドウに変わる。
この地でオープンガーデンを続けていた吉田正子さん。
写真:植原直樹
ボランティア2000人の協力を得て、やすらぎの大地が出現。
メドウ制作&ボランティア指導:二宮孝嗣
BISES 2011年冬号(No.75)。表紙には“最新情報 ロンドン五輪の会場は花、花、花。
英国に広まる「花咲く野原」旋風”———の文字が見える。
編集部では被災地に大メドウを作ることを計画していたので、
事前に英国のメドウ情報を記事にした。
英国には、メドウ研究歴10年のナイジェル・ダネット教授が存在することを伝えている。
写真:Jane Sebire
2012年開催のロンドン五輪の選手村にもメドウ。
写真:Andrew Lawson
「震災と未来」展 ———東日本大震災10年———
2021年3月6日から3月28日まで
日本科学未来館<東京・お台場>
主催:NHK、日本科学未来館
お問い合わせ:03-5777-8600
https://www.nhk.or.jp/event/art2020/
「震災と未来」展
全国の建築学生がが協力して被災前の街を模型に。
この模型は、宮城県南三陸町・志津川の「記憶の街」。
模型の説明パネル。
避難所の様子が再現されて展示。
支援コーナーには羽生結弦選手の「SEIMEI」「花は咲く」の衣装展示も。
NHKの復興支援ソング「花は咲く」を歌い継ぐビデオも流れている。
日本のガーデニング史の1頁に
ガーデンチャリティを刻みました
2017年のBISES休刊から、約4年をかけてまとめた1冊の本が完成しました。「BISES 共感のエナジー ガーデニング誌『ビズ』の記録」(著者・八木波奈子)です。この本の第5章に“東日本大震災と「3.11ガーデンチャリティ」——瓦礫の大地を花咲く野原に変える”として、全国のガーデナーの皆さんが、募金活動をどのように頑張ってくださったか、などを書きました。
当時、チャリティで、皆さんからの投稿などを一手に引き受けていた係が、私・編集長の八木だったのです。皆さんの熱気を一身に受けていました。私の、ガーデニング誌25年のキャリアの中でも異色の体験でした。
ガーデンチャリティは、チャリティをさせていただいた私たちサイドもまた、被災地の皆さんが、私たちの申し出を受けてくださったことに深く感謝の念を抱くことになりました。編集者人生で得た、貴重な実感です。あれから9年を経た今、自分の手で、きちんと記録に留めることができました。当時を思い出して、ぜひ、この本をお読みいただきたいと思います。
●ご購読についての詳細は、同じホームページの「編集部ブログ」に載っていますので、ぜひご覧になってください。
滝乃川学園のガーデンプロジェクトからの報告です!
「3.11ガーデンチャリティ」から、
今年も庭づくり活動への支援金30万円をお送りしました。
知的障害者施設・滝乃川学園ガーデン
この学園は、1891年に創立された日本最初の知的障害児者のための社会福祉施設です。敷地内には樹林やせせらぎはありましたが、2年前、初めてのガーデンプロジェクトをスタートさせました。庭では花も野菜も育って、ガーデン活動日には30人ほどのボランティアやスタッフが集まります。
今年も、「3.11ガーデンチャリティ」から2年続けて、支援金を送り応援。
2019年は花王の活動助成も受けることになり、学園では今期、庭の園路の整備を計画しています。滝乃川学園の庭は公開されており、質の高いコミュニティガーデンへと成長しています。
初夏になり、ガーデン活動の楽しい季節になりました。滝乃川学園ガーデンプロジェクトで頑張る木村智子さんから活動報告や抱負を聞きました。
「地域に開かれた知的障害者施設、滝乃川学園にコミュニティガーデンができて、その多面的な効果は計り知れないものがあります。近隣の住民の方や、施設の利用者さんとそのご家族、このガーデンづくりの話を聞いてやってきてくれる人たちにスタッフが加わって色々な作業をしています。庭作業をしているうちにみんなの距離が近くなってくるような気がしています。見学者も多くなり、”ここが噂の滝乃川ガーデンですね”と声がけされることもあります。最近では焚き火が人気で、収穫した野菜を使って庭で料理をして食べたりしました。」
学園では高齢者施設も併設されているので利用者さんたちの年齢層も幅広く、コミュニティガーデンのおおらかな包容力はみんなの気持ちに和みを生んでいるようです。この施設から、ガーデンの効用を多くの人に知ってもらえたらいいね、そして日本を変えていけたら素晴らしい、と大きな夢を膨らませています。
滝乃川学園はこれからの施設環境を変えていく頼もしいモデルになっていくように思えます。
「暮らしの保健室」が全国に広がっています
すでに全国50カ所にも広がっている「暮らしの保健室」をご存知ですか? ここでは、暮らしや健康、医療、介護の相談を気軽にすることができます。各地域で、人々のコミュニケーションのハブ的な存在として力強い存在になりつつあります。私が訪れたのは昨年9月にオープンしたばかりの「暮らしの保健室あつぎ」で、室長は島﨑菜穂子さんです。新しいボランティア活動とも言える、このシステムを最初に考えた人は、訪問介護のスペシャリストで、マギーズ東京・共同代表の秋山正子さんです。島﨑さんも秋山さんに信頼された実力者。これからの日本に必要とされる互助の精神が保健室の運営を支えます。
藝大の社会人講座<DOORプロジェクト>
このボードは今年の2月3日に完成披露されました。東京藝術大学履修証明プログラム・DOORプロジェクトの受講生が制作。「暮らしの保健室あつぎ」のサポーターたちを明快なカード形式にまとめたもので、アートと福祉をつなぐ新発想の講座から生まれました。この講座のディレクターは日比野克彦さん(東京藝術大学美術学部長)が務めます。
DOORとは、Diversity on the Arts Project のことです。
花が咲き、イチゴも収穫出来ました!
平らな地面に絵を描くように区割りをして、野菜畑コーナーと草花を楕円形に植込んでいった滝乃川学園のガーデンが、今年二回目の花咲くシーズンを迎えました。 ボランティアの皆がゆるゆると楽しみながら作業に取り組んで、こんなにホッコリとする場所が出来たのです。まだまだ知られていない場所ですが、コミュニティガーデンとして近隣の皆さまには自由に訪れ、和んでいただけます。 東京都国立市にあります。最寄り駅はJR南武線の矢川です。
芝生を張り終わり、ガーデンの骨格がしっかり見えてきたので、仮植えしていた植物を本植します。ススキをお月見植物エリアへ動かしているところ。 | 子どもたちは初対面でもいつの間にか一緒に遊んでいます。遊びを見つけるのが本当に上手です。 |
芝刈り機を使った芝刈りの仕方を造園屋さんから教えてもらいます。どんな作業にもみんな興味津々! | イチゴは蜜源としてグラウンドカバー的に植えてあるのですが、今年はとてもたくさん実がなりました。 少し色がついているだけでもびっくりするほど甘くておいしかったです。利用者さんもお散歩をしながらつまんでくれたそうです。 |
昨年6月に倒木の危険があるということでイチョウの木をみんなで切りました。 その切株を椅子の形に仕立てて「王様の椅子」と呼んでいます。脇から出てきたひこばえがイチョウの生命力の強さを教えてくれます。 | 六条大麦のトンネル。みんなで収穫して麦茶を入れて飲む予定です。 |
植物を寄付してくださった「くにたち蜜源ガーデン」の、今は天国にいる地主さんが最期の日まで大切にされていた「アンジェラ」というバラです。新天地でも大切にされて、美しく咲いています。 | アーボリスト(ロープを使って高木に登り剪定をする職人さん)のYさんが木の上からガーデンの様子を撮影してくれました。全体の様子がよくわかります。 |
全体の様子を見ながら、ヘッドガーデナーのアドバイスのもと、植物の植え替えをしていきます。 大きく育って隙間が無くなった部分から植物を掘り取って、新しくできたエリアへ移植しようとしているところ。 ガーデン内にある財産を活かしながら、全体の風景を少しずつ整えていきます。 | カメラマンがつけたタイトルは「麦畑の案山子」。ボランティアで参加してくれている造園の若い職人さんだそうです。 |
5月のガーデン。移植して2年目になって、それぞれの植物の株が大きく育ち、美しく咲きました。蜜蜂たちが一生懸命蜜を集めている姿もあちこちで見られます。 |
滝乃川学園は日本で初めて知的障害者の教育に取り組んだ歴史を持っています。 この学園には創設者石井亮一と、その妻筆子の記念館もあります。先日、ここを訪れ管長の米川覚さんにお目にかかりました。 そして上下巻合わせて1850ページにも及ぶ大著『滝乃川学園百二十年史 知的障害者教育・福祉の歩み』をまとめられたお話しをお聞きしました。 石井筆子さんは平塚雷鳥よりも十数年も早く女性の社会進出の大切さを説いた方であるとも御聞きしました。 この御本にはそうした記録も記されています。
ついに芝生広場が出来た!
「滝乃川学園ガーデンプロジェクト」がまた前に大きく一歩を踏み出しました。 待望の芝生がボランティアメンバーと学園スタッフによってきれいに貼り終えたのです。礼拝堂前の変形の土地300㎡で、通路には防草シートが敷かれ、ガーデン計画は着実に進んでいます。活動が予定されていた4月15日は天気予報ではあいにくの暴風雨とのことだったので、13日を準備日とし、メインの作業は14日に繰り上げてほぼ完了まで行いました。参加した人たち皆の笑顔の感想は、「プロの指導を受けて、芝生貼りマスター出来てラッキー!」。翌15日は午後晴れたので、集まった皆で通路に防草シートを貼りあげました。実はこのガーデン、制作スタート時にバーク堆肥を2トン車6台分も入れたので、現在土はかなりいい感じになっています。トラック1台分が何と4,000円というお値段でした。
4月13日準備日。明日の芝生貼りの段取りなどを決める。 | このアスファルトの道は礼拝堂から正門へ続いています。 |
本番14日。道路際から貼り始めます。結構広い。 | 少しづつ隙間を空けて貼っていくのがコツです。 |
美しい礼拝堂のある風景は、緑の芝生でパーフェクトになるはず。 | 目土を ”み“に移しているところ。 |
貼り終えた芝生に目土を掛ける。この後、角材で土を芝生と芝生の間(目地)に押し込みます。 |
4月15日、リヤカーで運ばれてきた防草シート。 | シートを貼る下地の地面はきれいにならします。石ころも除去。 |
U字型の大きなピンをグサッと差して、シートの両側を留めます。この日は立教大学の学生さんボランティアも参加してくれました。 | 作業終了。皆さん、ご苦労様でした! |
滝乃川学園のガーデンには、楕円形の野菜畑と、それを取り囲むフラワーガーデン、そして、脇にベリーの小径がレイアウトされています。蜜源植物のべリーの花々が蝶やミツバチを誘います。
芝生広場の予定地300㎡です。(4月22日) | 芝生を全面貼り終えて1週間が経ちました。(4月22日) |
正門を入るとこの風景が見えます。カーブの手前部分には、これから花を植栽する予定。(4月22日) | 芝生貼り完了の記念写真です。(4月14日) |
滝乃川ガーデンプロジェクトの特徴は、名付けて「ゆるゆる活動」。時間のある人、気持ちが動いた人、参加目的も自由、皆で楽しくガーデニングが基本です。
だから、休憩時間のおやつも大切。持ち寄りがまた楽しい。外でモグモグしていると、いつの間にかコミュニケーションが良くなるのです。
ガーデンチャリティ活動報告
ガーデンの管理は滝乃川学園のスタッフの方々と、滝乃川学園ガーデンプロジェクトのボランティアメンバーによって行われています。春のチューリップも、昨年12月に皆で植えた球根が見事に開花しました。もうすぐ芝生貼り作業が予定されているので、多目的に使える緑の広場がお目見えします。着々と計画が実行されているので、ガーデンがチャーミングな姿を見せる日もそう遠くありません。
滝乃川学園ガーデンプロジェクトに参加した「3.11ガーデンチャリティ」のお役目の一つは、全国のガーデン愛好家の皆さまに、滝乃川学園のガーデンの持つ意味を知っていただくこと。花のある環境がどんなに人々に明るい日常をもたらすことが出来るかを実感を持ってご理解いただくことです。東京・国立市にあるこの学園には、大きく育った樹木もたくさんあり、小川も流れています。
礼拝堂の入口前、黄色のチューリップ。「アイバルブ」と「岐阜種苗」から 寄付していただいた球根をみんなで植えました。 |
ガーデンには春が到来。 | ガーデンの構成は、中央に楕円形の野菜畑。それを取り囲むように草花の庭が展開します。 草花は多年草が中心なので、これから次々と色々な花が咲いてきます。 |
ここが芝生広場の予定地です。およそ300㎡あります。 | 滝乃川学園には小川の流れる森もあります。シイタケのホダ木が整然と並んでいます。 |
「滝乃川学園ガーデンプロジェクト」の一周年報告会
滝乃川学園は、明治24年、石井亮一氏によって創立され、没後、亮一氏の奥様である筆子さんが第二代学園長を引き継がれた、日本最初の知的障害児のための教育、福祉施設です。
滝乃川学園ガーデンプロジェクトは、学園内に昨年立ち上がった地域交流型のコミュニティガーデン育成を目的にしています。
さて、今回は一周年という事もあり、筆子さんと亮一氏が作った滝乃川学園の歴史映画「筆子その愛」のDVDが上映されました。常盤貴子主演で市川笑也、加藤剛、ナレーションに市川悦子と早々たる役者さんが演じていることもあり、涙無くしては見れない感動映画に仕上がっていました。
1部で、滝乃川学園の事を知った上で、午後からの2部は活動報告と、今後の予定。それぞれに関わってきた参加者のコメントあり。ガーデンツアーあり。着実に始まっている学園&地域の方々のコミュニティガーデンを頼もしく感じてきました。
このようなコミュニティガーデンが全国に広がりを持てたらどんなに素敵なことでしょう。
滝乃川学園ガーデンプロジェクトを応援したいと強く感じて帰ってきました。
コーディネートしている木村さんはじめヘッドガーデナーや世話役のみなさまお疲れ様でした。
★「3.11ガーデンチャリティ」2018年活動の支援先が決まりました!
「3.11ガーデンチャリティ」2018年活動の支援先が決まりました!
「3.11ガーデンチャリティ」はこれから東北への支援に限らず、花や緑、ガーデンによる環境づくりを通じて、支援を必要とする人々(子供、高齢者、障害者など)や施設も対象にして、活動をしていきます。植物の生命力が多くの人たちの憩いと癒しとなることを信じて。
2018年は、東京都国立市の「滝乃川学園ガーデンプロジェクト」を支援させていただくことになりました。
滝乃川学園(http://www.takinogawagakuen.jp/)では、2016年7月から施設の建替えに伴って生まれた500坪ほどの敷地の活用について、学園スタッフ、地域のNPO法人やボランティアなどと一緒に協議を重ねてきました。その結果、学園の利用者の方をはじめ、どんな人も憩うことができる場がとても大切で必要だということになり、滝乃川学園ガーデンを創ることになりました。このガーデンは、訪れる一人ひとりが同じ空間を共有して、それぞれの関わり方・楽しみ方をし、配慮しあいながら利用・交流できる場となることを目指しています。
ガーデンづくりは、2016年11月から熱意溢れるボランティアが集まって、話し合いと実践を繰り返しながら、少しずつ行ってきました。ようやく1年が経ち、滝乃川学園ガーデンは質の高いコミュニティガーデンへと成長しつつあります。ガーデンは公開されており、地域の人々の生活にも浸透しつつあります。
礼拝堂を背景に広がるガーデンには、季節を彩る宿根草や2016年12月に閉園となったくにたち蜜源ガーデンから寄付された蜜源植物が植えられ、今年の春には二度目の開花が見られる予定です。また4月には、庭の一角にボランティアの手で芝生を貼り、憩いや交流のためのスペースを整える計画です。(詳しくはhttp://garden-pt.blog.jp/をご覧ください。)
「3.11ガーデンチャリティ」が今後どんな形でご協力出来るのか、滝乃川学園と相談をしています。これからを楽しみに見守っていてください。
この学園は、1891年に創立された日本最初の知的障害児者のための社会福祉施設です。学園施設や併設されている地域福祉サービスを利用されている方は、幼児からご高齢者の方まで幅広い年齢層にわたり、日常生活への支援、様々な活動への支援等を、利用される方々のニーズに合わせ行っています。この活動は「創立当初からの精神=キリスト教(聖公会)の信仰」を根底としたもので、学園の創立者から変わることなく連綿と受け継がれてきている精神です。現在では、学園敷地内に障害児入所施設、障害者支援施設、地域支援部、認知症対応型高齢者グループホームを設置し、また、グループホーム部は、地域での生活の場である障害者グループホーム約20寮の運営主体として、地域生活の推進も行っています。
創立当初は現在の東京都北区滝野川にありましたが、1928年に現在の国立市谷保に移転しました。当時建設された学園の本館(石井亮一・筆子記念館)は2002年に国登録有形文化財指定、礼拝堂は2003年に国立市登録文化財指定を受けております。また礼拝堂には「天使のピアノ」とよばれている素晴らしいピアノがあります。創設者の妻、石井筆子愛用のこのピアノは、2003年に国立市登録文化財指定されました。また、かつて学園を訪問された皇后美智子様は、「天使のピアノ」で演奏をされています。(Wikipediaに詳しいヒストリーが記載されています)
2016年7月の、現在はガーデンになっている敷地。 活用方法の協議から、ガーデンプロジェクトははじまったそうです。 |
小さなことも学園とボランティアが協力し合って行ってきました。 これは大まかな計画を元に、みんなで大地に線を引いてガーデンプランを決めたときのもの。 礼拝堂を背景にガーデンを創りたいという意見を活かしてビスタを通しました。 |
2017年5月ごろ。植物を植えて間もないころ。 | 2017年6月ごろのガーデンの様子。 | 礼拝堂で、今年初めてのミーティングをする、ボランティアの皆さん。今日のテーマは2月に行われる「滝乃川学園ガーデンプロジェクト1周年報告会」について。アイデアが次々に提案されて話し合いが進みます。 | 本館(創設者の石井亮一・筆子記念館)。昭和初期を代表する教育建造物です。 | これが日本で販売された最古級のピアノ。1885年にデーリング商会が横浜で販売した「天使のピアノ」。 | ピアノの正面、中央に赤ちゃんを抱く美しい天使の像が「天使のピアノ」のいわれです。 | 礼拝堂の前の木を切った事で、建物の全容が現れました。切り株は、椅子になっています。 |
2017年収支報告
<英国チャリティ・レポート>
「緑の処方箋」と成長するコミュニティガーデン
ロンドンのど真ん中、ビッグベンから10km程、ジョギングにもちょうど良い距離にあるシドナム駅。この地域には「シドナムガーデン—成長するコミュニティ—」の名の下に活動するガーデナーグループがいます。彼らは街の中の放ったらかしにされた空き地に手を入れて、地域住民から愛されるガーデンへと変身させています。2年前の2015年、宅地開発の標的にされつつあった市民農園を所有するデ・フレン通りの住民と契約して、農園を美しい緑地として保存し、チャリティ活動の場とすることに同意しました。この場所はデ・フレン通り・マーケット・ガーデンと名付けられ、リンゴや梨、野菜類を育てて出荷し、着実にチャリティ基金を増やし活動に弾みを付けています。
この街のクリニックに勤める医者のジムさんは、患者さんたちに「庭を作らないかい?」と誘います。これがなかなか効果があって、心身共に不具合を感じていた患者さんも喜んで参加するようになりました。ジムさんはシドナムガーデンでも、熱心に活動しています。近頃では、ジムさんと同じ考えを持つ医者が増え、庭作り、畑作りは「緑の処方箋」として、その受け入れ団体(シドナムガーデンなど)は、大病院から医療代を支払われるまでになったのです。外で作業して植物を育てるガーデニングや畑仕事が人の健康回復、健康維持に大変効果があると認められたということです。
チャリティと言えば英国。その組織形態は実に多種多様です。目的も文化遺産保持、文化活動のサポート、弱者救済、生活向上などなど、社会のあちらこちらに、網の目のようにネットワークが張り巡らされています。記念のプレートには、謝辞と共にサポーターの名が記されていたりして、英国社会の一端を見る思いがします。
シドナムガーデンの夏のイベントは、8月19日(土)に、開園から2年目となるデ・フレン通り・マーケット・ガーデンで開催されました。地元の人たち皆が集まってのんびりする楽しい一日でした。参加者500人、チャリティ金額は51万円。入場料は大人600円、老人と子どもは450円。中ではピザやケーキの販売があったりして、それもチャリティになります。 誰も無理をしないで、子どもから若者、老人、みんながおしゃベリしたり、コンサートを聴いたり、思い思いに時間を過ごしてリラックスしています。
日本でも全国にオープンガーデン組織がたくさん生まれ、洗練されたチャリティも行われています。皆が自然とともにあること、植物を育てることの素晴らしさを実感し、成熟した団体に成長しています。次のステップは、このエネルギーが社会とつながって、地域の連携の要へと成長していくといいですね。
英国でのコミュニティガーデンは、国の医療システムともつながって社会的な意義を持って活動しています。今回の取材写真を眺めていて思うことは、小さなときから草地や花咲く庭を遊び場にしている子どもが何と多いことか。そして、飾らないガーデンイベントに世代を超えて皆が集まる国民性に眼を見開いたことでした。
<子供たちの夢咲かせプロジェクト>
岩手県・大槌町
クロッカス1,000球が鹿のご馳走になった!
昨年の11月、3.11ガーデンチャリティは「ベルガーディア鯨山」の「木っ木の森」に仮設の「鵜住居幼稚園」(うのすまいようちえん)の園児たちと、1,000球のクロッカスを植えました。皆で春の開花を楽しみにしていました。ところが、今春、黄色い可愛いクロッカスの花が咲き始めたと喜んだのもつかの間、鹿がやって来て、あっという間に、花も球根もきれいに全部食べられてしまいました。格さんも何時、どの瞬間に食べられたのか全く気付かなかったと、残念がります。というわけで、ここのクロッカスは子供たちが見に来る前にきれいに無くなってしまいました。
岩手県大槌町 ベルガーディア鯨山
佐々木格さん、祐子さん夫妻 | |
白い電話ボックスが「風の電話」です。 | |
絵本から抜け出したような洋館が、格さん手作りの「森の図書館」です。 | |
鵜住居幼稚園の園児たちが 一生懸命クロッカスを植えました。 |
皆それぞれに小さな軍手を持参して来てくれました。 |
もう帰りの時間。今日のおやつは特製焼き芋でした。 | クロッカスの球根が全部鹿のエサになりました。 |
黄色いクロッカスが咲き始めました。 | 佐々木さん夫妻の家が見えます。 |
少し前にこの辺りで捕獲された鹿の角を持つ格さん。 | 丸太で作った鹿のオブジェ、 これなら可愛げもあるけれど。 |
岩手県陸前高田 五月晴れの松原苑より
チューリップロードと鯉のぼり
バックに見える松原苑には、たくさんの鯉のぼりが風に泳いでいます。車椅子の入居者の女性は、花の側で気持ち良さそうです。青空にチューリップが良く似合いますね。
松原苑では、次の季節の花計画が始まっているようです。
2017年NEW 支援プロジェクト「子供たちの夢咲かせプロジェクト」
幼児からお年寄りまで大喜び
花色があふれて元気になれます!
レポート:二宮孝嗣(ガーデンデザイナー)
昨年たくさんの球根を植え付けた岩手県から次々と嬉しい開花報告が入って来ました。球根花のパワーはすごいですね。
<笑顔がたくさんの花になる!>
最初のご報告は大槌町吉里吉里の「堤乳幼児保育園」からです。園長先生の芳賀カンナさんは、震災後、眼下に見える海辺が全く色彩を失っていたと話してくれました。2011年3月26日に保育園を再開するにあたって心に決めたことは「子供たちの笑顔でまたたくさんの花を咲かせよう」でした。芳賀園長の祖母の代から始めたこの保育園は、開園の時から0歳児保育の必要性を確信していました。現在、0歳から5歳までの幼児51人が在籍しています。花が満開の園庭で遊ぶ子供たちの様子が写真で充分伝わると思います。ここでは、みんな好きなように、好きなだけ花を切って遊んでいます。春の日差しの中でキラキラしています。
岩手県大槌町:堤乳幼児保育園
ここは岩手県陸前高田市の高台にある介護老人保健施設・松原苑です。震災前には窓から陸前高田の誇る美しい松林が一望出来たところです。「岩手の人は花好きが多いです」、と入居されている女性が話しかけてくれました。スタッフの方々も「ここにも、あそこにもお花を植えたいですね〜」と3.11ガーデンチャリティに支援を積極アピール。球根プリジェクトは子どもが対象だったけれど、結果はご覧の通り、見事なチューリップロードが完成しました。元気に咲いたたくさんのチューリップの間から、遠く海岸が見えます。とりどりの花色の何てきれいなことでしょう。松原苑から届いた4月25日の日付の写真には、「2〜3日前から松原苑の庭には、頂いたチューリップが見頃を迎えております。入所者やリハビリ中の方々にとても喜んで頂いています。心から感謝申し上げます」とありました。ここにもたくさんの笑顔の花が咲いていますね。
岩手県陸前高田市:松原苑
卒業式から入学式まで1カ月間
たくさんのクロッカスが咲きました!
レポート:内海友子(海と花の物語代表)
<クロッカスの灯りが通学路をてらす>
クロッカスは中学校の卒業式、翌週の小学校の卒業式、離任式、そして1カ月後の入学式まで、なんと1カ月も咲き続けてくれたのです。明るいクロッカスの花はまるで希望の灯りが灯ったよう。皆さんに心から喜んでいただけました。今年はさらに嬉しいことに、生徒数が42人にふえました。
宮城県野々島:浦戸小中学校
「海と花の物語」のブログもごらんください。
http://blog.goo.ne.jp/totokoza
2016年収支報告
2015年収支報告
2014年収支報告
「森の前カッティングガーデン・プロジェクト」
の皆さんから御礼のお便りをいただきました
「森の前カッティングガーデン・プロジェクト」
故郷に、そして心に花を
コーディネーター 吉川三枝子
花摘みを楽しむガーデン
宮城県「雄勝ローズ・ファクトリー・ガーデン」が
一般社団法人になりました!
「雄勝ローズ・ファクトリー・ガーデン」が一般社団法人になりました!
雄勝の徳水博志です。昨年は「3・11ガーデンチャリティー」のご支援と「ビズ誌」上に何回も取り上げていただいて、誠にありがとうございました。お陰様をもちまして、3月に一般社団法人(非営利型)に昇格しました。ビズ88号(2014年早春号)の記事掲載の効果が高かったようで、宮城県の震災復興起業支援助成金や民間助成金をたくさん得ることができました。3月にプレハブ教室を建て、本格的に事業化に取り組みます。88号でご紹介して下さった方向で事業化に入りました。「3.11ガーデンチャリティ」を通じ、ご支援くださった全国の皆様に心からの御礼を申し上げます。
2013年収支報告
支援募集とプロジェクトの実施について当ホームページとBISES誌上にて毎号掲載いたしております。
本年も引き続き、支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
2013年2月25日「3.11ガーデンチャリティ」
八木波奈子/BISESビズ編集長
辻本智子/奇跡の星の植物館ディレクター
内倉真裕美/ブレインズ代表
宮城県「雄勝ローズ・ファクトリー・ガーデン」完成!
左/徳水博志・利枝夫妻は一般社団法人を立ち上げ、雄勝の町を再興するために、ハーブ園や果樹栽培農地として、周辺の土地を借用する計画案を持っています。ここからが本当のスタートです。
協力団体名リスト
- 3.11ガーデンチャリティ/BISES
- 鎌田秀夫(泉緑化、泉ボタニカルガーデン、グリーンスポット)
- アメリ・ケアズ
- コメリ緑育成財団(コメリ緑資金助成金)
- 新教会ジェネラルチャーチ
- 花とみどりの復興支援ネットワーク
- (一般社団法人 日本公園緑地協会 財団法人 日本花普及センター 公益財団法人 日本花の会)
- 青葉商工
- 大塚刷毛製造
- オープンガーデンみやぎ
- 雄勝硯生産販売協同組合
- カヤバ管財
- KANAプロジェクト
- キリストの幕屋
- クレマコーポレーション
- 渡辺園芸
- コニファーロッジ
- 桜並木ネットワーク
- 浄土真宗大谷派
- 仙塗機工
- デビッド・オースチン・ロージズ日本支社
- 上田福音自由協会/仙台福音自由協会
- 富山大学
- とんかつ和幸
- 花とみどりの復興支援ネットワーク
- 宮城ブルーベリー協会
- 横浜市園芸協会花卉部会
- 竜門園
- 和信化学工業KK
- おがつとつながる女性の会・ぶーふーうー
- 雄勝真理公園仮設住宅自治会長・山下照夫と住民の皆様
- 公益社団法人 スィートトリート
- 石盤葺 国選定保存技術保持者・佐々木信平
- 大学生ボランティア多数
- 平塚緑化建設
- ボックス工房コウゴ
- みやぎ連携復興センター
- みやぎ観光復興センター
- NPO法人 INJM(It's not just mud)
- 石巻を花と緑で元気にする実行委員会
- おがつ復興応援隊
- おがつ町づくり協会
- だんだんカフェ
- 千葉大学園芸学科
- 花と緑の力で3.11プロジェクトみやぎ委員会石巻チーム
- NPO法人 オンザロード
- 一般社団法人 PEACE BOAT/ピースボート
3年目を迎えたガーデンチャリティ
全国の支援者の皆さん、心からありがとう!
ビズに特集で報告された陸前高田の2500坪のメドウづくりと、石巻のガーデン再生プロジェクトはすごかったですね。私たちのお金があんなに素晴らしい結果につながるなんて想像をはるかに超えていました。3.11ガーデンチャリティはちゃんとやっている。今年の上野ファームは、とにかくこの事実を皆さんに知ってもらいたくて、ビズ編集部にお願いして、ポスターのデータを送ってもらいました。それを大きくプリントアウトして、ラミネート加工して募金箱の側に置きました。
かなりの人が読んで共感してくださって、募金率アップにつながっております!
宮城県 仙台より
東北に届く神戸の歩み 天川佳美さんに聞く「復興の知恵」
<希望の芽2013 in 夢メッセより>
パネリストは吉川三枝子さん(希望の花いわて3.11プロジェクト代表)、瀬上京子さん(ミモザ・ガーデナーズクラブ代表)、内海友子さん(海と花の物語代表)、三品茂子さん(野々島ラベンダーjk&b代表)の面々。いずれも被災地で花によるチャリティ活動を展開するグループを率いています。こうしたネットワークづくりは、今後いっそう活発になることが期待されます。
阪神淡路大震災の経験を語る天川佳美さん(きんもくせい代表)。仙台での講演開催は、ビズでの連載「神戸震災復興記念公園ができるまで」がきっかけになりました。
右/パネリストの皆さん。左から吉川さん、瀬上さん、内海さん、三品さん。中/司会進行は新野知章さん(表現舎 プランニューエフ代表)。左/講演とパネルディスカッションを熱心に聞く会場の皆さん。
右/「3.11ガーデンテャリティ」もブースを出し、これまでの復興支援活動を報告。左が宮城県のガーデンテャリティを束ね、オープンガーデンみやぎの顧問を務める鎌田秀夫さん(泉緑化代表)。左/会場に華やぎを添えた鎌田秀夫さんと社員、松本明美さん作の「花馬車」。
宮城県 石巻より
「渡波ガーデン」のメドウ二世が咲きました!
瀬上正仁(整形外科医)
そもその私のクリニックがある富谷町は仙台市北部に隣接する農村地帯でしたが、昨年のトヨタ自動車工場の企業誘致と、沿岸地域で被災した方たちの移住で新興住宅地の人口が急増して(日本一の人口増加率とのこと)再来年には市制に移行することが決まりました。皮肉なことにクリニックの診療は多忙を極めることになり、クリニックに富谷町の福祉施設(病気になった子供を一時的に預かる病児・病後児保育室)も併設されることになりました。
クリニック前の幹線道路を行き来する被災地の人々、被災地から訪れる患者さんや病気の子供達の心を「渡波ガーデン」の花たちがまた和ませてくれることを願って、このような形で庭の一部を再生させていただいた次第です。ちょうど、クリニックのHPがリニューアルされる時期にあたり、このささやかなメドウガーデンの由来と、被災者支援という3.11ガーデンチャリティ(BISES)の方針の延長であることを報告させていただくことにしました。どうぞご覧になってください。
宮城県 石巻より
雄勝花物語 第2章 バラの庭づくり進行中
徳水博志
もうすぐ物置小屋とトイレが完成する予定です。
岩手県 陸前高田より
そこここでメドウ種まき中です!
吉川三枝子
陸前高田駅前の地にメドウの種をまく二宮さん。今年の春もガーデンボランティアの努力で花がいっぱい咲きました。
長野県飯田市からのジャーマンアイリスを植えたり、北陸学院大学や地元の人々が集まって。
メドウを作るには、まず花の種をブレンドしなければなりません。そこで生まれたのが、手軽に誰にでも小さなスペースにもメドウが作れるアイデア「種団子(たねだんご)」です。この中にはミックス種と土と肥料が混ざっているので、あとは地面をへこませて置くだけ。団子状(直径3センチ程)になっていればまいたばかりの種が風に飛ばされる心配もありません。日本家庭園芸普及協会では、イベントなどでグリーンアドバイザーの指導のもと、この種団子作りを教えています。
<東北復興支援>3.11ガーデンチャリティ活動計画2013
雄勝花物語第2章
「ローズガーデン&ファクトリー・プロジェクト」
(その様子は、ホームページとビズ79,80号に特集で掲載していますのでご覧下さい。)
バラと果樹をたくさん植えて、ゆくゆくは観光ガーデンとジャム工場を作るつもりです。そうしたら町の皆も戻ってきてくれるかもしれない。そのためには、お客さんが楽しんでくださるガーデンにしなければ…強い気持ちで頑張ろうと誓っています。
この計画にはオープンガーデンみやぎ顧問の鎌田秀夫さん(ガーデンデザイナーで施工のプロ)が全力でバックアップしています。友人の荒川陽子さん、山下恵美さんの他、バラに詳しい阿部えり子さん(オープンガーデンみやぎ)も協力を約束しています。現在、雄勝にはこのプロジェクトのシンボルとなる小さな家が建ち、木柵も出来ました。これから井戸を掘って水を確保する作業を始めます。
すべてが一からの出発です。
内倉真裕美(ブレインズ代表)
辻本智子(淡路夢舞台「奇跡の星の植物館」プロデューサー)
たくさんの支援金に感謝!
「オープンガーデンズオブ北海道」の裏表紙にはチャリティマークを印刷し、オープンガーデンが社会貢献につながるチャリティ活動になると語り続けています。また、3.11ガーデンチャリティの設立メンバーである内倉さんは、支援結果が共感を呼んだとの手応えを得る一方、オープンガーデン期間中、家族で営む「珈琲きゃろっと」(恵庭市恵み野)に特別コーナーを設け、コーヒー袋や花苗、小物などをチャリティ販売しました。
2012年 収支報告
支援募集とプロジェクトの実施について当ホームページとBISES誌上にて毎号掲載いたしております。
本年も引き続き、支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
辻本智子/奇跡の星の植物館ディレクター
内倉真裕美/ブレインズ代表
〒243-0811
神奈川県厚木市妻田東1-2-1
電話:046-409-9512
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